相続財産(名義財産)|弁護士による相続相談

 私は税理士ですが、私が相談を受けている相続の事件で、被相続人が相続人名義で預金していたものについて、遺産に含まれるか争われているものがあります。いわゆる名義財産について、どのように遺産分割で取り扱うのがよいでしょうか。

 弁護士による回答:今回の相続のご相談は、相続財産のうち、被相続人の財産であるにもかかわらず、名義が他の方(被相続人の配偶者や子、孫)になっている、いわゆる「名義財産」の問題です。

名義財産に関する問題は、多数の相続のご相談をいただいている弁護士法人ベストロイヤーズ法律事務所においても、弁護士としても非常に苦労する分野の一つです。

名義財産は、その名義人の方が自分の固有の財産と主張し、他の相続人の方が被相続人のものであると主張するケースがほとんどです。しかし、多くの場合には、誰がその財産にお金を出したのかが証拠上はっきりしないことが多く、争いなることが少なくありません。

相続人全員で、名義財産であることに争いがない場合、相続財産として手続きを進め、そうでない場合には、遺産分割協議の中または、裁判手続き(遺産の範囲確認訴訟)にて解決を図ることになります。

弁護士による相続解説:名義財産については、その出損者が誰であるのかによって、定まります。また、被相続人が出損したものであっても、生前に贈与されたものではないか(「特別受益」)の検討が必要になります。

税務面と遺産分割では異なることがあるので注意が必要です。 

弁護士法人ベストロイヤーズ法律事務所(千葉)
弁護士大隅愛友(おおすみよしとも)

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