相続財産の評価

相続財産の評価は相続開始時点の「時価」で評価するのが原則です。預金や現金はその評価で問題になることはありませんが、不動産は、取引価格である「時価(実勢価格)」、不動産の所有者が固定資産税を納めるときに用いられる「固定資産評価額」、不動産の所有者が相続税を算出する際に用いられる「路線価」など複数の評価基準があるものがあるので、注意が必要です。

相続財産としては主なものとして以下のものがあります。

・土地及び建物(住宅用土地建物、農地、その他土地)

・預貯金

・有価証券(株式、社債、国債など)

・自動車、バイク

・ゴルフ会員権

・動産(書画、骨董、宝石類など)

・貸金債権

・負債(借入金、保証等)

・生命保険

なお、遺産分割は、財産の時価を基準に行いますが、相続税の申告に用いる財産の評価額(路線価)は、一般的な相場と実際の評価では異なった額になることもあります。財産評価によって、分割の方法や税申告に大きな差が生じることがありますので、弁護士及び税理士などに確認しながら進めることが望ましいといえます。

バブル期の不動産の価格のように相続開始から遺産分割までの間に長い時間が経っている場合、相続時の財産評価額と時価に大きな差が出ることがあるので注意が必要です。相続財産の中で大きな割合を占める不動産については、複数の不動産業者に査定を出してもらい、その現在の価格を把握することができます。

アクセス

千葉事務所

千葉駅徒歩3分

千葉市中央区新町1-17
JPR 千葉ビル12階
詳しく見る